FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
熱帯夜で寝ている間にもだいぶ汗をかきますが、シーツを洗濯してもすぐ乾くのはとってもいいですね。
屋外と空調効いた部屋との温度差はしんどいですが、汗をかいた後のビールはやっぱり美味いです。
生酒や新酒がだいぶ少なくなる季節ですが、火入れの飲み疲れしない酒のよさを再発見できるのも楽しい。
なんだかんだで暑さを満喫している担当がお送りする、せきやブログでございます。


さて、今回は「肴」、つまり「おつまみ」についてつらつら書いていこうかと思います。
肴=酒菜=さかな≒魚をつまむことが多かった、みたいな感じらしいですが、由来はさておき。

もし道行く人にアンケートをとったとすると、おそらく
ビールのつまみといえば → 枝豆、焼き鳥、餃子、ソーセージ
ワインのつまみといえば → チーズ、生ハム、オリーブ
日本酒のつまみといえば → 刺身、塩辛、漬物、あぶったイカでいい
あたりが上位になるんじゃないでしょうか。
後は、ウイスキーならナッツ類、芋焼酎ならさつま揚げとか。

王道とされるこれらの組合せ、大体のものはそれで合いますよね。経験則万歳。
悩まずに決めたいときは大助かりです。初挑戦の酒、初挑戦のお店、そういう時非常に頼りになる。
大多数の居酒屋で揃えられているだけあって、銘柄問わず「日本酒と刺身」ならそんなに大外れはしません。

でも、好みの違いはあれど、完全にぴったりと合うか、といえばまた別問題。
全く合わないとまではいいませんが、例外もやはりあると思います。
個人的には香りムンムンの華やかで甘い酒に、繊細な白身の刺身は合わせたくないし。
コクと甘さが特徴な黒ビールに、餃子や塩焼き鳥は微妙なときもあるなあと。

極端な例を挙げてしまいましたが、「いい刺身があるって誘われたから、手土産にとりあえず人気のある華やかな大吟醸でも買っていこう」は微妙ではないか、ということです。

いい酒を選ぶ、っていう大人の楽しみを、そんな公式だけでチャチャっとすませちゃうと、なんかもったいなくないですかね。
時間の余裕があるときとか、悩む余裕を持つのも面白いんじゃないでしょうか。
たまには気取ってみるのもいいと思うんです。

というわけで、まず今回はタイプ別・日本酒とあう肴は何じゃろな、を考えてみようと思います。
偏見と個人的な好みをたっぷり添えてお届けします。

・まず、生酛・山廃系。
乳酸を感じる、若くても旨味たっぷりのお酒ですね。
こういうタイプには、刺身でも赤身だったりたんまり脂が乗ったものを合わせたい。で、醤油で食う。
あと、味噌漬けの肉料理や、白カビチーズ・ウォッシュチーズなどのコクのある発酵食品は相性いいと思います。

・次に、ちょっと熟成した旨味を感じるタイプ。
こういう日本酒は、貝類の出汁に似た旨味を感じる場合があるので、当然ながらそれらとの相性は抜群。
また、熟成してもやや繊細なタイプなら、昆布の出汁が利いた湯豆腐とか、白身魚のこぶ締めもいいですね。
クセは少ないがうまみの強い、長期熟成のハードチーズも、好相性だと思います。

・香り華やか、甘酸っぱくて昨今人気のタイプ。個人的には一番悩みます。
ある程度合う、なら簡単に見つかりますが、バシッと気持ちよく組み合わせるのは意外に難しい。
こういうののオススメ組み合わせを調べると、「乾杯酒におすすめ。または素材を活かした食事に合わせてどうぞ。」なんて書いてあることが多いですが。
いまいち納得できません。乾杯酒はいいんだけども。
素材活かした淡白な料理と合わせたら、日本酒の香りや舌につく甘みが邪魔したりしませんかね。
かといって濃い醤油系のタレに合わせると負けちゃったり。
で、考えました。
①鶏の竜田揚げ、焼き厚揚げのネギ塩ダレ掛けなど、淡白な素材に油の旨みと香りを足したもの
②豚肉の大葉巻き、大根の梅肉和えなど、淡白な素材にパンチの効いた薬味などを加えたもの
こういうのなら、意外に料理も酒もどっちが勝ちすぎることもなく、バランスよく進みそうだと思うんですが、いかがでしょう。
まあ個人的には一番のオススメは「ガリ」なんですがね。甘酸っぱい生姜。
メインのおつまみにする人はあまりいないでしょうが、実は相性抜群。
日本酒としてっていうより甘酸っぱいワインみたいに楽しむなら、デザートやチーズとの組み合わせも面白いです。

・水のようにスルスル飲める、淡麗で奥深いタイプ。
こういうのは大抵の食べ物とケンカしませんが、濃い味のものと合わせると存在感が薄れてしまうこともあります。
刺身なら醤油で食べるよりも、白身を塩とかぼすで食べてみたり、出汁にくぐらせてポン酢で食べるのが好みです。
醤油って味強いんですもん。尋常でないレベルで。
あと、こういうタイプってほのかな苦味のある酒も多いので、山菜や青菜類との組み合わせもオススメです。


色々書きましたが、どんな日本酒にでもあう、万能な肴をひとつ挙げるとするならば、それは豆腐だと思います。
豆腐だけを食べると、淡白だけど確実に甘味や旨みがあり、舌触りが良く後に残り過ぎない。淡麗な酒でも華やかな酒でも、ふんわり受け止めてくれます。
爽やかさがあり、濃い酒を飲んでも口の中がリセットできる。お茶と食事を合わせるような感じの発想ですが、これもひとつの相性です。日本伝統の技ですね。
薬味を変えたり、醤油や塩、ポン酢、出汁を利かせるなど、様々な味わいに変化させることも出来る。ここまでいくとそりゃあなんだって合います。
豆腐よ、君すごいな!
いい酒があるよ、って誘われたら、美味い豆腐と薬味を持参したら間違いないと思います。

つらつらと凝った組合せを述べてまいりました。
ですが、別に「常に考えて酒を飲むのだ!」とか言いたいわけでもなく。
赤提灯の店に入り、銘柄なんて野暮なことを聞かずに燗酒と煮込みを頼むのも大好きです。
時と場合、気分次第で凝るのも一つの呑み方。
流れのままに気楽に呑むのももちろんOK。
まぁとりあえず、今日も楽しく呑むんです。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://sekiyabrog.blog114.fc2.com/tb.php/139-9fd40352
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。